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zoom RSS 鼠と竜のゲーム 古典中の古典

<<   作成日時 : 2012/01/31 23:57   >>

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コードウェイナー・スミス「鼠と竜のゲーム―人類補完機構」
猫好きにとってはたまらない、理想を絵にかいたような、妄想を具現化したような、なんというか、とっても危ないSF。著者が猫好きと容易に想像がつくSF。著者が飼っていた猫たちがモデル。

「鼠と竜のゲーム」は同題短篇集の中の一篇。
人間と猫がパートナーを組み言葉を介さないテレパシーで結ばれて敵を倒す。
その敵は宇宙空間に満ちる憎悪、人間には竜に見え猫には鼠に見える。
どうしてこういう設定が思いつくんだろう。
猫好きをくすぐるとろける文章の連続。
猫「彼が猫ではないなんて何と残念なことだろう」
人間「レイディ・メイ(猫)に匹敵する女が、この宇宙のどこに見つかるだろう?」
これが全て。
SFというより、違うヤバい小説を読んでいる気分になってくる。

それなのにSFの王道。
設定も世界観もぶっ飛んでいるのに宇宙や人間について思わず深く考えてしまう。

そして、今巷にあまたあるSFの元ネタがいっぱいつまっている。
そもそも人類補完機構だなんて。
新世紀エヴァンゲリオンの「人類補完計画」はこれに由来するらしい(Wiki)。
レイ・ブラッドベリ「火星年代記」を読んだ時も
現在のSFって「火星年代記」のパクリかオマージュばっかりかも、と思ってしまった。

昔のSFはすごいなあ。
しかも長くたらたら続くのではなくて、
短篇なのにズバリと本質を突いてくる。
最後まで読むと整合性が保たれている。
こんなすごいSFなのに、もう絶版になってしまっている。
どうして?

鼠と竜のゲーム―人類補完機構 (ハヤカワ文庫 SF 471)
早川書房
コードウェイナー・スミス

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miaou de chat
2013/04/21 00:02
お猫さまと元祖猫耳猫SF人類補完機構
キュートな猫ちゃんが続々と。 ...続きを見る
miaou de chat
2017/04/18 00:28

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