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zoom RSS メンデルスゾーン&アンデルセン&ジェニー・リンド

<<   作成日時 : 2014/06/16 00:11   >>

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中野京子「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代」
作曲家・指揮者フェリックス・メンデルスゾーン、童話作家・詩人ハンス・クリスチャン・アンデルセン、オペラ歌手ジェニー・リンドの三人を中心に19世紀ロマン主義の時代が描かれる。

フェリックスの姉ファニー・メンデルスゾーン、クララ・シューマン、フランツ・リストもちょっと出てきて華やか。
「人魚姫」はアンデルセン自身のことでものすごく切なすぎる。

この本でフェリックスの曲が出てくるたびYouTubeで探してBGMにして読んでいった。
前半はわずか17歳で完成させた「夏の夜の夢 序曲」
そしてフェリックスが編曲し上演復活させたバッハ「マタイ受難曲」
中盤は三大ヴァイオリン協奏曲のひとつに数えられる「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」
そして最後はファニーへのレクイエム「弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調」
胸がつまる。

「エリヤ」でエピローグ、あとがきを読み終わり、
著者が一番言いたいのは
メンデルスゾーンとその作品がユダヤ人ということで苦難を強いられてきたということだと思う。
ジェニーが思わず怒りに震えるシーンは心に深く突き刺さる。

アンデルセンがフェリックスとジェニーと自分をクモの子の兄妹のイメージで考えるシーンがある。
小さなかわいいクモの子たちがまるでタンポポの綿毛の種子のように
長い糸を吹き出して風に乗って青空の中を飛んでいく健気で神秘的な光景に、
フェリックスとアンデルセンとジェニーが時代を超えていく姿が重ねあわさる。



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