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zoom RSS ウソと量子論とチェシャ猫

<<   作成日時 : 2018/01/21 01:45   >>

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NHK Eテレ「モーガン・フリーマン 時空を超えて」 1/11 『人はなぜウソをつくのか?』
人はなぜウソをつくのか、そしてウソの反対の真実というものは本当にあるのか、
脳科学から量子論まで、広大な科学的アプローチで迫っていく。

人文科学や社会科学ではなくて自然科学からの視点で、逆にどんどん哲学的思索的な方向に進んでいくのが楽しい。
いろいろな専門分野のいろいろな科学者がいろいろなアプローチをしていて興味深い。

進行役のモーガン・フリーマンがクールでカッコよくて、
『脳はウソをつくように配線され、実際には起きなかったことを記憶し、五感は周りの世界の現実を認知しない』
というセリフになるほどと思い、
『科学のツールで現実の本性を精査したら真実を見ることができるはず、ただし宇宙そのものがウソをつかなければ』
という言葉に感じ入ってしまう。

認知科学者ドナルド・ホフマンの『五感は、世界に開かれた素晴らしい窓だが、それ以上外を見ることができない監獄でもある』には、
自分の脳という監獄から外に出ることはできない円城塔「これはペンです」を連想して、もう1回読み直そうかと思ったり。


人は”概念の囚人”である。脳は生存のために現実の断片のみを認識する:カラパイア
http://karapaia.com/archives/52224385.html



物理学者ジェフ・トーラクセンとウィーン工科大学の研究者たちは物質と特性を切り離す(中性子とスピンを切り離す)実験に成功していて、
それをルイス・キャロル 「不思議の国のアリス」チェシャ猫に例えて説明しているのだけれど、
ウソうんぬんよりその実験がそもそも成功しているということがめっちゃすごくて、
ウソや真実などどうでもよくなってしまう。
だって科学が進歩するほど新しい真実が次々と出てくるのだから。
ウソの話に量子論を持ってくるのは次元というか階層というかちょっと違って煙に巻かれる気分。
でもこれも、話題がウソなのだからテーマに則っていることになるのか。


本体とは別のところにその性質だけが存在する量子力学の不思議な世界「量子チェシャ猫」を実験で実証:ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/919/919450/



「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルは数学者。
実験で例えられたチェシャ猫は猫。
猫といえばシュレディンガーの猫も有名。
やはり理系の思考実験に猫は相性が良い。
もうひとつ猫といえば円城塔「道化師の蝶」も猫小説。
作者円城塔も理系。


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紀伊國屋書店
ドナルド・D. ホフマン

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