ナショナルジオグラフィックのWebナショジオには好きなシリーズがたくさんある。 クマムシ観察絵日記 とか 【連載】コスタリカ 昆虫中心生活 とか。 今楽しみにしている連載は 研究室に行ってみた。東京大学 色覚の進化 河村正二。 特に第2回おもしろい。 第2回 「色」は光にはなく、脳の中にある http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/012700001/012800002/ 色覚とは波長を識別する感覚。 光線や物体に色がくっついているのではなく脳が波長を識別して色を塗っている。 びっくり ![]() だからいろんなこと(前記事:色もいろいろ)がおこる。 色の恒常性:北岡明佳の錯視のページ http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/colorconstancy.html 生き物の種類によって色覚は異なるから 世界は違った色に見えているはず。 人間は3種類の組み合わせで色を見ているけれど、 鳥なんて4種類 ![]() どんなめちゃくちゃなカラフルな世界なんだろう。 これが鳥の目を持つっていうことか(違う違う)。 ミツバチは3種類だけど紫外線の波長が識別できる ![]() 紫外線が見えるって、どんな感じ? 脳の中にない色は想像できない。 人間が見ている色が正しいわけじゃない。 世界の本当の色なんて分からない。だいたい本当の色ってなに? 結局世界は主観でしか、脳が見せるようにしか見ることができない。 脳が色をつけているのなら、地図の色塗りと一緒なら、 ちょっと個性的な脳が音や数字や文字に色をつけて 色が見えてもちっとも不思議ではない。 共感覚ってこれが個性的なものなのかも。 V・S・ラマチャンドラン「脳のなかの幽霊」を連想する(前記事:芸術にとり憑かれる不思議)。 脳の中に幽霊が住んでいるようなものかも。 みんなそれがだいたい同じ幽霊だから、問題があまり起こらないだけなのかも。 もっと未来になったら「GHOST IN THE SHELL」のように電脳の中に幽霊が住みつくかも。 そもそもネットワークも人間がプログラムしているんだから、 人間主観だから、もういるのかも。 聴覚も波長を識別するのだから色覚と一緒かも。 「吉松隆の楽勝!クラシック音楽講座」のコラムまんが『宇宙人と音楽』や『音楽とコンピュータ』めちゃおもしろい。 音楽に感動するとかこの和音が気持ちいいとかというのは、 人間の脳がそういう風にできているから、そういう風な波長の組み合わせが気持ちいいようにできているからとしかいえない。 鉄腕アトムは音楽に感動できなくて、こういう設定にした作者の手塚治虫ってすごい ![]() ナショナルジオグラフィック日本版の今月号は目の進化の特集。 HPには様々な生き物の「目」の写真がずらっと並んでいて、 これ、苦手な人は苦手なんじゃないだろうか。 人によってはまるで「蓮コラ」に見えたりするんじゃないだろうか。 マンデルブロ集合もちょっと蓮コラっぽい。 友人はマンデルブロ集合が苦手で野菜のロマネスコにもゾワゾワする。 蓮コラがゾワゾワするのはなぜ? 英エセックス大が研究:ねとらぼ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1309/06/news118.html これは穴の集合体への過度な恐怖症「トライポフォビア」 人類が進化の過程で得た危険な動物を避けるという性質によるもので、 有毒な動物に見られる視覚的特徴に似ているため危険を敏感に察知していることになる。 視覚で「目」といったら、なんでもないものが人の顔に見えたりする「パレイドリア」(前記事:パエリアドリア)をまた連想したり。 脳って不思議。 ![]() にほんブログ村 |
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「時間」も「空間」も脳の中
ナショナルジオグラフィックのWebナショジオのシリーズ 研究室に行ってみた。東京大学 認知神経科学・実験心理学 四本裕子 四本准教授は「幼稚園だか小学校の低学年ぐらいのときに、私が見ている赤い色が、他の人が見ている赤い色じゃなかったとしても、それはどうやったら証明できるんだろう」とちょくちょく考えていて、それが現在の研究につながっている。 すごい。 ...続きを見る |
miaou de chat 2017/02/25 00:01 |
懐かしく馴染み深いケルト音楽
テレビ朝日「題名のない音楽会」2017/12/23『ケルト音楽を楽しむ休日』 どこか懐かしい感じがするケルト音楽のブームに迫る。 ケルト音楽を奏でる珍しい楽器も見れてとても楽しい。 ...続きを見る |
miaou de chat 2018/01/24 00:10 |
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